簿記の独学で問題集はいつから?テキストとの順番と、3級・2級で変わる回し方

簿記の独学で問題集はいつから?テキストとの順番と、3級・2級で変わる回し方のアイキャッチ画像 独学のコツ

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問題集は「テキストを1章読んだら、その章をすぐ解く」。一周してからではありません

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先に結論です。簿記の独学で多い失敗は、テキストを最後まで読んでから問題集を開くことです。最初の章の内容は、最後の章を読む頃には抜けています。

正しい順番は、章ごとの往復です。

  1. テキストの1章を読む
  2. その章に対応する問題集の問題を解く
  3. 間違えたらテキストの該当箇所に戻る
  4. 次の章へ

簿記は「読んで分かる」と「解ける」の間に距離がある科目です。その距離は、章ごとに埋めるのがいちばん短くて済みます。

問題集は3種類あります。役割が違います

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種類 役割 いつ使うか
テキスト対応の問題集 章ごとの理解を確かめる テキストと並行して。最初から
過去問題集 出題の形式と時間配分に慣れる テキストを一周してから
予想問題集・模擬試験 本番と同じ条件で解く練習 試験の数週間前から

最初に買うのは1つ目だけで足ります。テキストと同じシリーズの問題集を選ぶと、章の構成が一致していて往復しやすくなります。選び方は簿記3級の独学テキストの選び方と簿記2級の独学テキストの選び方にまとめています。

3級の回し方:問題集を2周、過去問を本番形式で

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  • 1周目:テキストと章ごとに往復する。間違えた問題に印を付ける
  • 2周目:印の付いた問題だけ解く。解けたら印を消す
  • 過去問:印が全部消えたら、時間を計って解く。3級のネット試験は60分なので、その時間で

3級は、問題集の2周目で印が消えれば過去問に進んで構いません。時間の目安は簿記3級の独学に必要な勉強時間にあります。

2級の回し方:商業簿記と工業簿記で別々に回す

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2級は商業簿記と工業簿記の2科目で、テキストも問題集も分かれています。片方を終えてからもう片方、ではなく、ある程度の段階から交互に回してください。片方に集中している間に、もう片方が抜けます。

  • 商業簿記のテキストと問題集を往復(1周目)
  • 工業簿記のテキストと問題集を往復(1周目)
  • 2周目は、1日交代で商業と工業を解く
  • 過去問は、商業・工業を合わせた本番の形式で解く(ネット試験は90分)

工業簿記で止まる人が多い理由と抜け方は簿記2級は独学で合格できる?工業簿記の壁と突破手順に書いています。

「解けない問題」にどれだけ時間をかけるか

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1問に10分以上かかって手が止まるなら、解答を見てください。独学で時間を失うのは、分からない問題を前に座り続けることです。解答を読んで理解し、間違いノートに「次にやること」を書いて、同じ型の問題を続けて解くほうが早く身につきます。ノートの使い方は簿記の独学でノートは作る?にあります。

過去問に進む目安

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  • テキスト対応の問題集で、印の付いた問題が残っていない
  • 仕訳問題を見て、科目がすぐに出てくる
  • 2級なら、商業・工業の両方で上の2つを満たしている

この状態になる前に過去問を解くと、点が取れずに自信だけ減ります。過去問は実力を測る道具で、勉強する道具ではありません。

問題集だけでは足りないと感じたら

解答を読んでも分からない論点が続くなら、動画で解説を聞くのが早いことがあります。無料の範囲を先に使い、それでも足りなければ有料を考えてください。3級の範囲を講座で回したい人向けのサービスの一例です。

3級の範囲を動画と問題で回したい人向けに、月額制で講座を提供しているサービスの一例です。対応している級と内容は公式サイトで確かめてください。→ オンスク.JPの資格学習サービスを見る

使うサイトやアプリの注意点は簿記の独学に使えるサイトとアプリにまとめています。

よくある質問

Q. 問題集は何冊必要ですか

A. 最初はテキスト対応の問題集1冊で足ります。テキストを一周してから過去問題集を1冊足します。予想問題集は余裕があれば、試験の数週間前に使います。

Q. テキストに章末問題が付いています。問題集は別に要りますか

A. 章末問題だけでは量が足りないことが多いです。章末問題で理解を確かめ、問題集で量をこなす、という分担にしてください。

Q. 過去問は何回分解けばいいですか

A. 3級なら直近数回分を本番の時間で解いて、合格点を安定して超えれば足ります。2級は回によって難易度の差があるので、もう少し多めに解いて平均で見てください。

Q. 問題集を解いても点が上がりません

A. 1周目で印を付けた問題を、2周目で解き直しているかを確認してください。解き直しをせずに新しい問題集を買い足すと、同じ論点で同じ間違いを繰り返します。

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※本記事は2026年10月時点の情報です。試験の制度・出題範囲は変わることがあります。必ず日本商工会議所の公式サイトでご確認ください。

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